シャネルのヴィンテージ品は高価?ブランド買取のコツをご紹介!
ブランド買取のポイント:ヴィンテージのシャネルの高額査定の方法
「使わなくなったブランドもののバッグを買取ってほしいけど、古いから価値がないかも…」とブランド買取に前向きになれない方も多いのではないでしょうか。
ブランド買取は、販売された年が新しいもののほうが高価買取につながるのが一般的です。しかし、年代物のブランド品はヴィンテージ品となり、非常に高価で取引できる可能性があります。今回は、女性人気が高いシャネルにスポットをあて、ヴィンテージ品の定義や高価買取を実現するポイントを解説します。
ヴィンテージのシャネルは高価買取のチャンス
早速、シャネルのヴィンテージ品が高価買取につながるわけをご説明します。
ヴィンテージ品は1980年~1990年代に販売されたものを指すのが一般的です。ヴィンテージ品が高価買取につながる理由は、2つ考えられます。1つはバブル時代のファッションが再流行の兆しを見せているから、2つ目は海外セレブがヴィンテージ品を身につけた姿をSNSにアップし、ヴィンテージ品の価値と知名度が高まったからです。バブル時代のきらびやかなファッションに憧れる現代の若者は少なくありません。しかし、現在ヴィンテージ品は店頭で販売されておらず、中古販売店でなくては購入が難しいです。そのため、中古市場で需要が高く高価買取につながります。
ヴィンテージの定義とは
単純に販売年数が経過しているすべてのものがヴィンテージ品になるわけではありません。
ここでは、ヴィンテージの定義を押さえましょう。
ヴィンテージとは、古くて価値が高く良質な年代ものの商品をいいます。しかし、実は明確に区別される製造年数はありません。
たとえば、ヴィンテージに似ている言葉に「アンティーク」がありますが、アンティークと呼ばれるものは製造されてから100年以上経過しているものと明確な定義があります。一方、ヴィンテージとみなされるには個人差があり年数もあいまいです。
ただし、ヴィンテージと呼ばれるものは製造されてから30年くらい時が経過しているのがほとんどです。
つまり、2022年現在の時点で考えると1980年~1990年代くらいのものはヴィンテージものといえるでしょう。
明確な定義はないものの、作られてから30年ほどの時が経っている、良質な年代ものの商品はヴィンテージ品と呼んで差し支えないでしょう。
シャネルの歴史
続いて、シャネルの歴史をご紹介します。シャネルの創業者はガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)という人です。
1910年、シャネル氏がパリに帽子店「シャネル・モード」をオープンしたことから現在のシャネルの歴史は始まりました。
シャネル・モードの帽子はフランスの有名女優たちが着用し徐々に世間に広まります。その後、1912年に初めてブティックをオープン。
当時、男性肌着用の素材として捉えられていたジャージを用いたスポーツウェアを発表し、女性のファッションやライフスタイルに革命を起こしました。
1920年代に入ると、香水やフェイスパウダー、リップなどのメイクアップ商品を発表。さらに、1932年にはアクセサリーを手がけます。
ガブリエル・シャネルは数々の商品を世に送り出し成功を収めてきましたが、第二次世界大戦が始まったため1939年にクチュールハウスを閉店。それから、およそ15年経った1954年に店を再開します。1955年、有名なキルティング素材のゴールドチェーンバックをデザイン。機能的なバッグはソフトチェーンが使用されていて、女性たちが両手を自由に使うのを可能にしました。その後、ツイードのスーツやバイカラーシューズなどを発表。1960年代になると、シャネルのファッションを身にまとうセレブたちが話題となります。1971年に創業者、ガブリエル・シャネルが亡くなった後もあらゆるデザイナーが手を尽くし、時代を築きました。シャネルの商品は何十年も前から多くの女性に愛されてきたことが分かります。
ヴィンテージシャネル高価買取の秘訣
次に、ブランド買取でシャネルのヴィンテージ品を高価買取につなげる秘訣を3つご紹介します。ブランド買取のコツを押さえて、満足のいく価格で買取をしてもらいましょう。
シャネルを始めとしたブランド品はブランド買取専門店へ
ブランド買取を成功させるには、ブランド買取専門店に依頼するのをおすすめします。ブランド買取専門店には、豊富な知識と経験があるプロの鑑定士が在籍している可能性が高いです。そのため、トラブルなくスムーズに取引できるとともに、査定理由の詳細が分かるため依頼した側も納得して買取に出せるでしょう。また、取引中にプロの鑑定士からブランド買取に関する専門の知識を聞けるチャンスがあるかもしれません。
ヴィンテージ品かどうかの確認も忘れずに:シリアルナンバーの確認を
ブランド買取店に依頼する前に、シリアルナンバーを見てヴィンテージものかどうか確認しましょう。シャネルの商品には、シリアルシールが貼られているため、シールの番号から製造年数を確認できます。ヴィンテージ品を確認する際は、以下のシリアルナンバーと照らし合わせてみてください。
製造年数 | シリアルナンバー |
---|---|
1985年~1993年 | 0※※※※※※(7桁)〜2※※※※※※(7桁) |
1994年~1999年 | 2※※※※※※(7桁)〜5※※※※※※(7桁) |
とはいえ、上記のシリアルナンバーはシャネルの公式サイトで公表されているわけではありません。あくまでも目安として参考程度にとどめてください。
お手入れを忘れずに
高価買取を狙うなら買取を依頼する前に、自分で簡単にお手入れをしましょう。ブランド買取は、軽くお手入れをしただけでもいくらか査定額がアップする可能性があります。お手入れ方法は、乾いたやわらかい布もしくはタオルで軽く拭き取るだけで十分です。目立ったキズや擦れがあったとしても、靴ずみや油性ペンなどで色をつけて補修してはいけません。反対に買取価格が下がってしまう恐れがあります。自分で手を加えるのは避け、キズがあってもそのままの状態で買取に出しましょう。
偽物に注意
シャネルは世界的に人気なブランドのため偽物も多く出回っています。ブランド買取は本物ではないと買取ってもらえません。買取に出す前に以下の3つのポイントに注意し、自分の持っているものは本物かどうか必ず確認しましょう。
・ネジ、金具
・シリアルシール
・ロゴ
多くの場合、シャネルの商品にはマイナスネジが使用されています。本物の商品でもごく稀にプラスのネジが使用されているものがありますが、ほとんどの商品はマイナスネジが使われています。そのため、プラスのネジや星型のネジなどの商品は偽物の可能性が高いです。また、偽物にはシリアルシールが貼られていないものが多いです。バッグや財布の内側を確認し、シリアルシールが貼られているか確認しましょう。しかし、シールが貼られていれば必ず安心できるわけではありません。シールが簡単にはがれたり、違和感のある日本語が記載されていたりする場合は偽物の恐れがあります。さらに、偽物は「CHANEL」のロゴが雑に刻印されているものがほとんどです。ロゴも注意深く確認し本物かどうか見極めましょう。
まとめ
ブランド買取は古い商品だからといって必ずしも買取不可になったり、買取額が安くなったりするわけではありません。シャネルのヴィンテージ品のように需要が高いものだったら高価買取を狙えるチャンスがあります。ヴィンテージ品が家に眠っていて今後使用する予定がない方は、この機会にブランド買取専門店に査定に出してみてはいかがでしょうか。